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今回も沢山釣れると思っていたのに… (2013/5/4)期待したほど数が伸びなかった
5月4日、ゴールデンウィーク後半の初日は所用で出漁できず、二日目から出漁。前回の早朝出漁で好釣果のあった浅川へ。期待して、まずは平山橋下から様子を見る。しかしここは相変わらずコイが落ち着かず、辺りをうろつくだけでなかなか水面に反応しない。やっと反応しても移動が激しく、狙った位置にフライを送り込んで見ても、到着時には反応が消える。そんなポイントだけれど、反応があるのでしつこく粘りなんとか1尾を釣り上げる事ができた。間隔を開けてポツポツ出る反応が少なくやっと1尾反応に立ち位置をそれに合わせて変えながら様子を見たが追加できない。何処に居るのか悩んでいる時、左岸に釣り竿と柄の長い網を持った親子連れがやって来て用水路を覗き込んでいる。どうするのか心配しながら眺めているとそのまま上流に向かって行き姿が見えなくなった。お気に入りのブロック帯に行っていたらどうしようと心配しながら、目の前のポイントを諦めいつもの様に[東豊田用水]の水門前に行く。しかしコイの姿は見えない。先程の親子連れが何処に居るのか上流を眺めるが姿が見えない。多分もっと上流の滝合橋の方に行ったのだろう。とりあえず一安心でブロック帯へ移動。到着して流れを見ると、数尾が慌ててブロックの向こうに逃げ込んでいくのが見えた。そのブロックの向こう側を見ると、水中を黒い影がコイは戻っていたが2尾止まり走り回っている。[良かった今週は居てくれた]と一安心。とりあえず水面に反応があるかどうかサーチして見ると、数回だけ反応が出た。[久しぶりに水面で釣れるかもしれない]と反応の出たところにキャストしてみたが、出てこない。それでも出てくるかもしれないとそのまま待っているとフライのすぐ横にアカミミの頭が現れた。コイの反応が無いから遊んでみる。喰い付いて来たのは2011年以来6回目の奴と去年の6月以来2回目の奴。しかしコイは浮いて来ない。そこでインディケーターを付けるとすぐに当たりが出てヒットしたが途中で外れてしまう。次はすぐにヒット。しかしこれは一気に下流に走り、下流のブロックの上を乗り越えて逃げだそうとして、ティペットがブロックを擦ってブレイク。2尾をこんな大型のアカミミも居る連続で取り逃がしてから当たりが止まってしまう。時折目の前を移動するコイの姿は見えるがインディケーターに当たりが出ない。そうこうしている内にラインをアカミミが引っ掛けてフライが脚に引っ掛かってしまう。去年から4回目のアカミミだがこれがかなりの大物。通常手の上に載せて撮影すると手首が見えるのだが、全く見えない。これをリリース後フライの落とし位置を少し下流に変えると、すぐに当たりが出てやっとヒット。続いて次をゲット。しかしそこで反応は完全に消えてしまう。もう少し下流を狙おうとキャストすると対岸の草にフライを引っ掛けてしまい、引っぱるとティペットの根元が切れてインディケーターごと持って行かれたのところでここを切り上げて下流に戻る。[旭が丘排水]の出口を覗いてみたここは反応ナシがコイの姿が見えない。次の平山床固下のポイントも、静に近づいて覗き込んだが反応ナシ。右の細流は親子連れが竿を出しているので[帰りに様子を見よう]とパスして下流に向かう。次の床固下の段差の下流もいつもなら反応があるのだが、この日は全く反応が出ない。流れを見ていると反応はその下流にある背の向こう側。少し上流まで急いで下り流れに載せてフライを送り込んで見たが、先程までの反応は消えてしまい、引き波を立てながら上流に移動するコイばかり。そのまま流れを下って次のポイントに。前回右岸沿いに下流まで反応が続いたので期待してそちらに向かう。速い流れが落ち着く辺りから右岸沿いに様子を見ると、ポツポツ反応が出た。その反応に向かう流れの筋を見極め、その筋にラインを載せて送りここも反応ナシ込む。期待通りすぐにフライに反応してくれてやっと4尾目。しかしその直ぐ下流に出ていた反応は消えてしまう。岸から少し離れた流れの中央付近で反応が出たので、そちらに向かってフライを流してみたが、反応しない。そしてラインの通過と共に反応は消える。次に出た反応は同じ岸沿いの少し下流。10m程下流に移動してからフライを流し始める。しかし一度出た反応はフライの到着時には消えてしまう。前回は途切れることなく反応が続いたのに今回は続かない。しかも群れの移動が始まり、引き波を立てながらウロウロし始める。[ひょっとして?]と引き波の前方にフライを落として見るが、その下を何も無かったように通過してしまう。右岸を諦め流れに入り、下流に時折出る反応に向かってフライを送り込み40ヤード前回8尾釣り上げたのに以上流してやっと次がヒット。すぐに手元に寄せられると思っていたら、これが意外に力強く左右に逃げ回り時間が掛かってしまう。何とか取り込んで次を狙うが、反応が長続きしない。ポツポツ出ては来るが狙いが定まらない。流れを右に行ったり左に行ったりしながらラインを流しやっと次の6尾目をゲット。周辺に反応はほとんど出なくて、出ているのは最下流部だけ。そこまで流すのには時間が掛かるので少し距離を詰めてから流す。何とか7尾目を釣り上げたが下流の反応は消えてしまう。引き波を立てながら移動している群れの姿が少なくなっていたので[上流で落ち着いたかな?]と思い上流に戻ってみる。戻って見ると中流部でポツポツ反応が出るので、そちらに向かって移動中、水中に光る物を見つける。近寄って自分が落としたフォーセップみるとハサミのような物が水中にある。流れに沈んでいたにしてはキラキラしているので[なんだろう]と覗き込んで見ると、それはどこかで見たようなフォーセップ。そういえばベストのポケットに入れていたフォーセップの紐が切れたのでそのままポケットに入れていたのだが、それが何かの拍子に落ちたのだろう。しかし自分が落としたのに出会う事は何という偶然なんだろう。落とした時に気付かないと絶対に見つからない筈なのに。幸運に喜びながらも数が今一だった事を悔やみながら日没終了。やはり数をまとめるのは早朝出漁しかないのかな?


ブタナ


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