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開始から3時間半後にやっと1尾目 (2013/6/23)波立つ水面で苦労しながら
6月23日、前日は所用があって出漁できず、久しぶりの二子。やはり最初は兵庫橋上、と言う事でポイントに直行。上流に人影はあったがガサガサなので、取りあえず無視していつもの[虎の門]前へ。しかし[虎の門]は最近上空に竹が覆い被さるようになって、奥が狙い難い。その代わり、その奥から上流に廻ってくるのを待てるポイントを見つけてある。そこも倒竹が覆い被さっているが、間があいているので通過するコイを狙い撃ちできる。しかし今日はそこを通るコイがいない。[反応が無い虎の門]の奥も反応が無い。やっと奥から回遊してくる姿が見えたので、先回りしてフライを落として待ってみた。コイは予定通りフライに向かって来たが、フライに鼻先を押しつけて一息つき、プィッと横を向いてしまう。驚く気配がなかったので、もう一度前方に落として待つと、再びやってきて[プィッ]である。反応はその1尾だけ。そんな時、流れにアカミミの姿を見つけるが、最近ここでアカミミを見かけなくなっていることに気付く。[あれだけ居たのがどうして居なくなったのだろう]と考えながら[いつもの奴かな?]と喰い付くのを待ってみた。素直に喰い付き[何回目だろう]と期待していつもの記録撮影。帰宅後確認してみると、今回初登場の新顔(上流から降りてきたのかな?)。全く反応が無いので今度撤去しよう下流側の様子を見に行くと、兵庫橋の直ぐ上流の倒竹周りで反応が出る。しかし倒竹の間の狭いスペースの中を移動していて、その奥にフライが落とせない。手前に出て来るのを待ち[来た!]と喜んでキャストすると、後のススキにフライを引っ掛けてしまう。反応にもてあそばれながらかなり粘ってみたが、結局ここではアカミミ1尾だけ。諦めて上流の流れ込みに行き沈めて見たが、竹に絡んだクズが水面に垂れ下がり、一番期待できるポイントを塞がれていて落とせない。[あのクズを撤去しなければ…]と考えながら反応を待ったが、全く当たりが出ない。粘る気もクズの撤去の気力もなくなったので上流へ移動。新二子橋の上流側に居た小物釣りの親子の上流に群れを見つけたが、全く喰い気がないのでそのまま本流へ移動一面黄色。新二子橋下から上流に向かいながら眺めると、遙か彼方の左岸にハルシャギク(別名ジャノメギク)が黄色の帯を作って咲いている。それを眺めた後左岸のぶつかりを覗き込んで見たが、それらしい魚の動きは見られないので、そのまま斜面を下り、上流の瀬を回り込んで平瀬川との合流点へ向かう。渡渉中、瀬の流れが少し速いのに気付いていたが[こんなもんだったかな?]とそれ程気にしないで対岸に向かう。しかし、平瀬との合流点前で、いつも見える浅瀬がなくなっているのに気付き流れの速い理由が分かった。水位が高いのだ。出掛ける前にネットで[二子]の水位が[平水]なのを確認したが、それは兵庫橋側の流れだったことに気付く。本流は雨の影響が残っていて平水よりも20cm弱高かく、平瀬川の合流点は水位が上がり反応ナシ本流と繋がって広い水面になっている。しかも歩道橋の上から釣り糸が垂れているので平瀬川側に行って様子を見るが全く反応が出ない。一度だけ橋桁横に波紋が広がったがそれっきり。しばらく反応を待ったが出てきそうにないので、諦めて本流の川崎側を下る。少し水位が高いので流れの速い右岸側を避けて左岸前を下って行くが反応が出ない。出ないと言うより風で水面が波立ち見えないのだ。そのまま期待できる新二子橋の上流に辿り着いたが、橋の直下も波が高く反応が見えない。流れの様子を見て一番可能性のありそうな橋桁の左側を狙ってみる。橋桁前から左に流れ込んでいく筋を位置を調べ、そこに向かってフライを送り込む。しかし流したフライの位置が全く判らない。[どこまで行ったのだろう]とラインを橋桁横を攻めてやっと3尾引っぱって見ると、予想と筋が違っていて橋桁の直ぐ横を流れている。[あそこか]と確認できた直後に水面に小さな盛り上がりで出た。何も考えず大きく合わせるとヒット。急いでラインを引き、テンションを掛けたまま左岸前に移動。左岸の緩い流れに辿り着いてからゆっくり寄せに入りやっと1尾目をゲット。開始から3時間半もかかっていた。これをリリースした後再び同じ立ち位置に行き、橋桁横を狙う。しかし反応が出ない。そのまま下流にラインを送り出してみても、フライの位置が全く見えないので下流を諦め少し横に移動して流す筋を変えてみる。すると反応は出たが水しぶきを上げて見切って行く。橋桁横のポイントをしばらく休ませておいたので再びそこの様子を見ると、すぐに反応が出て2尾目。その後同反応はあったがじ筋でヒットしたが途中で外れてしまい反応はストップ。今度は橋の真下に移動して横から橋桁を狙う。流れに合わせてラインを送り出し3尾目。その後もう1尾掛けたが、今度はラインブレイクで取り逃がしてしまう。反応が止まってしまったので中州を横切って東京側の流れに行くが、水位が高く前回良かったところは反応ナシ。そのまま下って二子橋下に辿り着く。二子橋の下流側の巻き返しで幾つも回遊があり、反応もあったが、岸際に小さな流れがあり、その流れでドラッグが掛かってしまい、喰い付かせることができなかった。その後も右岸前は巻き返しの中で水面に興味のある奴を幾つも見つけたが、立ち位置が悪くヒットしない。水位が上がっていたので左岸に戻るのが少し心配だったが、下流部はそれ程水位が高くなく最後の砦は空振り渡渉出来た。渡渉後左岸前の様子を見るとポツポツ反応が出たが、岸部の巻き返しの遅い流れの幅が広く、流芯にラインを載せきれずポイントにフライを送り込めない。しかも反応の横に行くと反応は消えてしまう。6時半を過ぎ、曇り空で辺りは薄暗くなっていく。帰宅後都議選の投票に行かなくてはいけないので、二子橋上流の兵庫島横の出っ張りを最後にしようと様子を見に行く。しかし流れが速いためか回遊は見られず、最後の砦では空振り。期待したポイントが厳しく、見難い水面から引き粘って摺り出した3尾に終わってしまう。今日は厳しかった〜。




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