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滑って尻餅をついた時、持っていたリールが尻の下に… (2013/7/13)あっ〜、やってしまった
7月13日、またしても懲りずに早朝出漁。5時に家を出て浅川へ向かって多摩沿線道路を走っている時「ここはどうだろう」と急に思い立つ。場所は[二ヶ領上河原堰]の直ぐ下流の[三沢川]との合流点。以前マルタ狙いに行った時、流れ出しにコイの姿が幾つも見えていたのを思い出したのだ。良くなかったらそのまま浅川へ行けばいいからと途中下車。[三沢川]の水門前から堰の下への流れ出しを覗き込むと、沖合に浮いているゴミの中にコイの頭が幾つも見え隠れして水面の餌流れの先にコイの反応がを漁っている。[居る居る]と喜んで早速タックルの準備。準備をしながら水門前に行き、流れの様子をみる。流れは水門前から真っ直ぐ沖に向かい、25〜30mほど先で緩やかになり浮かんだゴミの中に溶け込んでいる。流れ込みの中央に立ち沖のゴミの中に向かってフライを送り込んでみると、途中の流れは複雑に撚れていて、ポイントに辿り着かない。流す筋を変えようとラインを手繰るフライが途中のゴミを全部引っ掛けてくが[何とかなるだろう]としつこく流す。その内、風向きが少し変わり沖のゴミの位置が微妙に変わったのでゴミのすき間を流して何とか3尾釣り上げる事ができた。しかし反応するエリアは少しずつ沖に移動して行き、最後はゴミの向こう側になってしまう。ポイントは緩やかな水面が広がっていて、手前のゴミが全部引っ掛かってくる堰の下流側にも水面に反応が見えたのでそちら側の様子を見に行くが、目の前にフライを落としても無視して通過してしまう。フライが気に入らないのか全く反応しないのでもう一度三沢川の流れ込みに行ってみる。沖に向かう流れの底を見ると流れに沿って浅い底が沖に向かっている。[どこまで行けるのだろう]とその流れを進んでみると、沖に溜まっているゴミの直前まで行ける。[ここまで進めるのならもっと楽に狙えるぞ]とすぐ先に見える反応に向かってフライを送り込み、途中3尾を外してしまったがでショートレンジの流しで5尾をゲット。しかし目の前にいたコイ達は、全て届かない所に行って届かなくなったので、ここを切り上げる。そのまま浅川へ向かうか、堰の上流の様子を見るか、二子に行くか悩んだブロックの向こうに逃げ込んでが[せっかくここに居るのだから]と堰の上流の様子を見に行く。堰の上流は昨年の秋から流れの中央の中州が重機で撤去されて、広い水面が広がっている。僅かに中央に小さな瀬があり草が少し茂っているだけ。ポイントが広くなり岸辺への回遊はそれ程期待できなかったが、取りあえず様子を見る。しばらく岸沿いに移動しながら眺めていると、急に目の前に1尾が浮いてきた。目の前のサーチに反応しているので移動先にキャストすると直ぐにヒット。しかし目の前のブロックの向こう側に沈んで、ラインがブロックを引っ掛ける。引っぱるとブレイクするのでそのままブロックの向こう側に戻って来るのを待つ。しばらく待つとラインがブロックから離れ真っ直ぐになる。沈みたがるのをいなしながら何とか取り込み、ここで久しヒットすると中州まで運ばないとぶりの釣果。その後3尾の反応があったが喰い付かせることはできなかった。上流に向かうと中州との間の流れは以前と同じで浅いように見えたので思いきって中州に行ってみる。中州の向こう側は手前の流れよりも浅く水面にコイの背中が幾つも見える。しかし底餌狙いなので水面には全く興味がない。中州から下流に向かうと浅い瀬がどこまでも続いているが、遠くに行くと掛けた時に戻るのが大変なので適当なところで様子を見る。360度広がる流れの中をキョロキョロ見回しながら反応を探す。やっと下流に出た反応に向かってフライを送り込みヒット。取り込みは全く問題なかったが、記録撮影は遠く離れた小さな中州まで運ばないと撮影できないので、ネットに入れたまま中州に向かう。僅かに草の生えた中州は、水360度の眺め面に出ている陸地は全く無く、草の根元も水がある。それでも草を踏み分けると何とかコイを置くことができた。撮影後横の流れにリリースしたが、水深が浅くて泳げない。またネットに入れて少し深いところまで運んでリリース。その後もう一度下流の様子を見たが、どんどん遠くなりそうなので諦めて戻る事にする。それにしても暑い。日差しがジリジリと照りつけているわけではないが、風がないから蒸し暑い。ベストのポケットの中の水温計は33度になっている。ペットボトルに入れて持って来た麦茶ももうすぐ無くなるが河川敷には水道があるので、戻ったらそこに直行しようと考えながら岸に向かう。京王線の上流側のグランド横にある蛇口に行く前に、岸辺の茶店横に自販機を見つけそちらに行く。小さいのを一気飲みした後、スポーツ飲料を一本見切る!買い、空のペットボトルと交換。一息ついたところでどうするか考える。時間は12時で9尾上がっているから[浅川まで行かなくても]で二子に向かいながら[そうだ登戸に行こう。堰の下なら少しは追加できそうだ]と目的地を変更。[二ヶ領宿河原堰]の下から流れに出て右岸前の様子を見ると岸寄りの緩い流れに幾つも反応が出る。[やった〜。正解]と喜んでそれに向かってフライを送り込む。しかし見切る!しかも激しく![エッ!何でだ!]とビックリ。マルタ以後訪れてないから信じられない。幾つも出る反応はことごとくフライの直前で水しぶきを上げる。フライは新作で二子でも今日の上流でも結果が出ているのに。なのに見切る。そこで一つ前のフライの交換すると直ぐにヒット。[どうして?何が気に入ら何が気に入らないの?ないの?]とその原因が気に掛かる。反応も少なくなりポツポツ出るだけ。少ない反応に向かってフライを流し何とか11尾目を釣り上げたところで、出る反応は下流部だけになる。それに向かって岸辺を進んでいる時、斜めになった石で滑って尻餅をついてしまう。尻餅をついた瞬間、左手にロッドを持ったまま体を支えたからリールの上に座り込んだ形になり、尻が痛いのと同時に尻の下で嫌な音がする。リールの足とグリップの欠けらが石の上に転がっている。どう考えても釣りのできない状態なので、即撤収。あっ〜、やってしまった。



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