Top-Image

line

[よく分からない奴]の正体は[こいつ]だった (2013/8/20)やっと正体が分かった
8月20日、お盆休みは色々な事情があって出漁できなかったので、平日だが思いきって早朝出漁。どこに行くか悩み[二ヶ領上河原堰]の下のあの正体不明の奴を確認する事に決める。水面には全く反応しないので前回インディケーターのゴムが無くなり、やむを得ず中断した[沈めて引っ掛ける]を再開する。日の出と共に家を出てポイントに到着。堰下の三沢川の流れ出しに目的の魚影を探す。流れの波立っている所に、前回同様に時折反転する水面の動きが見つかり[良かった、これで確認できる]とタックル朝日と共に出漁の準備。インディケーターのゴムをリーダーから下にずらしインディケーターを取り付け、コイ用に作った沈むフライを結ぶ。釣り方は流れに入り先水面の変化の先にキャストしてフライが沈むのを待ち大きくロッドを煽ってシャクるのでインディケータへの反応は全く無視で、魚の居る所でフライを引っぱって引っ掛ける。手段がどうのこうのと言っている場合ではなく[とにかく目の前の魚種が何か知りたい]で考えた方法。上手く引っ掛かれば上出来と言うことでシャクリを繰り返すが、なかなか群れに当たらない。流れ出しを広範囲に眺めながら、小魚が飛び上がったり水面の異常を探す。やっとそれらしい変化が水面に出たのでその先にフライが落ちるようにキャストし、一息ついてロッド4度目の当たりで取り込めたを煽ると、手元にショックが伝わる。しかし直ぐに軽くなってしまう。もしかするととフックに鱗が付いていないか確認するが何も付いてない。水面の変化をキョロキョロ探し、見つかった所にキャスト。すぐに当たりを感じたがやはり直ぐに外れてしまう。幾度もキャストを繰り返すうちにフッキングして逃げ回る手応えが伝わり一気に走る。コイにはない素早さで逃げ回るのを手元に感じて[やった]と喜びながらも[スレ掛かりだから…]と外れることを前提にやり取りを始めると予想通り直ぐに外れてしまう。フックのウロコを調べたが付いていない。開始から30分経った所でまた当たりが伝わり、一気に沖に向かって走るが外れることなく逃げ回る。[今度は大丈夫かな?]と少し喜びながらもいつ外れるかも分からないので慎重に寄せる。しかし目の前までは
  前回と同じ模様
寄って来たがなかなか水面に姿が現れず[ここで外れたら正体が分からない]のでさらに慎重になる。やっとその姿が水面に現れたとき、マルタの姿を期待していたのでボラだと分かった途端[なんだ、ボラか]と気落ちする。背鰭の後の方に刺さっているフライを見て[よく外れなかったな〜]と嬉しくなる。やっと正体が掴めモヤモヤは解消されたが、肝心のコイの反応が少ない。最初に来たときは流れ出しの先にゴミが集まり、幾つものコイが水面に集まっていたが、ここ2回はそれが全く見えない。流れ込みの向こう側に時折反応が出るだけで、キャストエリアに廻って来ない。暫く様子を見ていると時折近くまで廻ってくるのが見つかった。[やっと来た]とその移動の筋を狙ってやっと書けたけどスレだったキャストするが、フライの着水の後はコースを変えてしまう。フライやラインの落ちるのが判っている感じで向きを変えてしまう。それを幾度も繰り返しながら、やっとフライに向かって来るのがいるので期待して待っていても、フライの下を通過してしまう。フライが白だったので[食性が違うのかな?]と考え黒に変えてみる。しかし無視。ブラウンに変えるがこれも無視。[それじゃオレンジだ]と交換すると1尾が反応しがフッキングしない。取りあえず反応してくれたのでしつこくオレンジで攻めてみる。2回目の反応が出たが反応をつつくところまで。それでも懲りず、今度は流れ出しに載せて沖に送り込んでみる。しばらく流したままにしておくと、フライの右側に頭が現れた。フライの位置を確認して[そのまま来い]反応は多かったが1尾だけと叫びながら待つと、フライのところで頭が水面に出た。ロッドを大きく合わせたが、手元にアタリの感触が伝わってこないので腕が反射的に諦めかけた時、当たりが伝わってきた。慌ててロッドを立て直すと重量感が手に伝わり[やっと来た]と喜び取り込みに入る。しかし重い。一気に走ることはないがずしりとした重量感がある。[ひょっとして大物?]と期待しながら慎重に寄せるが目の前に来た所でガッカリ。腹鰭の根元へのスレ掛かり。何とか1尾釣る事はできたが反応は遠くなってしまう。[何処かに居るはずだけど]とキョロキョロしていると、右のワンドの奥の水面にコイの動きに寄るらしい波紋が広がった。[あそこに居るのかな?]と言う事でそちらに行ってみると、意外に浅い場所で幾つも動き回っている。護岸工事で変わってしまう水面反射で水中の姿は確認できないが動きによる波紋があちこちで広がっているので、しつこく狙ってみる。30分掛かって何とか小型を2尾釣り上げたがそれでお終い。次は下流の[二ヶ領宿河原堰]へ移動。いつもの様に右岸沿いに様子を見ると幾つも反応が出る。流れの中央には以前釣り上げたことのある緋鯉の姿も見えたので[最初はあの緋鯉だ]とそれに向かってキャストすると直ぐにヒット。しかし下流に走り、速い流れの中上流に寄せようとしたとき外れてしまう。次も直ぐにヒット。しかし川底の段差の向こう側に潜られてブレイク。そして次はもう少しというところまで寄せたが外れてしまい3尾連続で取り逃がしてしまう。少なくなった反応に辛抱強く回遊を待ち、やっと4尾目をゲット。反応が無くなったので二餌釣りがいて、橋桁の裏から子に移動。移動中に東名高速周辺が気になり途中下車。東名の橋の下から下流の様子を見たが右岸の護岸帯の補修工事の後様子が変わってしまいコイの反応は皆無。景色だけ撮影して二子に移動。平瀬川の合流点は減水していて回遊が見られないので新二子橋下へ。[さあ、流れに降りよう]と思ったとき下流に餌釣り師を見つけ、糸の先が橋の上流に消えているのを確認。[エッ、平日なのに]とガッカリ。それでも上流から回り込んで橋桁の向こう側へ。橋桁ギリギリに落として何とか5尾目をゲット。しかし追加できず孫のお迎え時間になりタイムオーバー。



line
サイトマップへ
Copyright © 2013 Katsumasa Fujita