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最初からこっちに来ていたら… (2013/9/28)久しぶりの一番橋下
9月28日、秋晴れの空の下、浅川方面に向かって走りながら[どこがいいかな〜]といつもの様に悩む。一番橋で信号待ちの間、流れの方を振り返り[暫く様子を見ていないからちょっと覗こうかな?]と考えながら、信号が変わったと同時に平山橋に向かって走り出してしまう。平山橋の袂でロッドを抱えて河原に降り流れに向かう。アユ師の姿は無く、相変わらず透明度のいい流れが広がっている。[今日は少し上流から覗いてみよう]といつもより上流から流れに入るが、コイの反応が出ない姿は全然見えない。流れに入って気付いたのは水位がまだ少し高いこと。流れが速い場合コイは岸際の草の陰にへばりついていることが多いので、対岸ギリギリを丹念にサーチして見るが全く反応が出ない。下流の様子を眺めながらゆっくり下るが、平山橋の下まで何の変化も出ない。橋の下の岸際の巻き返しに黒い影が幾つか見えたが底近くに沈んだままで水面には反応しない。そんな流れに見切りを付けて陸に上がり左の用水路に向かう。[東豊田用水]の水門前には、いつもほどではないがコイの姿が水面近くにあり期待する。橋の下から対岸前にキャストしてフライを流れの載せて送り出すと直ぐに下流から回って来て、フライに飛びついた。軽くロッドを立てるとヒット。ラインを静に手繰り、他のコイを出来るだ流れ藻の向こうからけ脅さないようにするが一気に上流に向かったコイに驚いたのか一斉に水しぶきが上がる。と同時に手元から重さが消えて外れてしてしまい、先週と同じ様に1尾目を取り逃がしてしまう。一斉に上流に向かったコイ達が、上のブロック帯で引き波を立てながら移動しているのを眺め[あそこに居るから]と上流に向かう。先週と同じ様に流れの中をブロック帯前に向かうが思っていた以上に深い。[あれ?、こんなに深かったっけ?]と思いながらブロック前に。先週少し動かした対岸の草が同じ位置に戻っているのを見てがっかり。釣り始める前に動かすとコイを脅すので、
そのままの状態でキャストを開始。しかし手前に引っ掛かった流れ藻が邪魔で、ピックアップの度に引っ掛ける。それでも回遊は流れ藻の向こう側だけなので我慢しな何とか2尾ゲットしたががらキャストを繰り返す。幾度目かのキャストで1尾目がヒット。開始から50分経っていた。その30分後に2尾目がヒット。しかしその後の2尾はラインブレイクの連続で取り逃がしてしまう。その為かどうか反応が無くなってしまう。狭い対岸への回遊はあるが水面には全く反応しない。反応したのはいつものアカミミだけで先週は2回も掛かって8回目。3時近くまで粘ってみたが回復しないのでここを諦め下流に移動。用水のオーバーフローと[旭が丘排水出口]の合流点は前の増水で流れが変わってしまい排水前への巻き返しが無くなっていたので床固下へ。右の細流を覗くが反応が出ない。[おかしいな〜、居るはずなんだけど]としばらく待ってみたが反応は出ない。切り上げて床固下の巻き返しに行くがここもダメ。そのどこも反応が無い下流の段差の下も無反応。そのまま下って新しいプールの様子を見ると、横からの流れ込みの筋に頭が出た。[居た〜]と喜んで流れ出しからフライを送り込んで見たが反応しない。下流を見ると少し速い流れに波立っているプールが見え、最下流部にアユ師の姿が。[あ〜、ダメだ]と諦めながら[どこへ行こうか]と悩む。ほぼ確実に数尾ならゲットできそうな上流の長沼橋周辺に行くか、暫く行ってなかった一番橋下の様子を見るか悩む。次回以降のことも考えて一番橋を選び下流に向かう。時間はすでに4時を過ぎていて残り時間はそれ程ない。一番橋を渡り左岸の[東豊田用水]の横から下流を見ると、護岸に餌釣りが一人いる。下流にある[上田用水]の取り入れ土手は先の台風で崩れたはずなのに完全な形に修復さ本当に反応が無いれて完全に流れを制御している。その為護岸前のブロック帯は全て沈んでいるし、川下からの風で一面に波立っている。[護岸からキャストするしかないが、この状態では難しいな〜]と下流部に行くのを躊躇する。用水の水門前を眺めると、水路に水が入り込んでいるので[少しは入っているかな?]と水門前を眺めるが水路にコイの姿は見えない。[ダメか]と諦めながら水路の撮影していると、水面に波紋が1つ広がった。[あっ、居た!]と驚く。静に水門の裏に回り込んで流れを覗き込むと2尾がうろついている。水門横から真下にフライを落し急いでラインを真下に向かって送り出すと直ぐにヒット。移動後直ぐのヒットは気分がいい。しかし、もう1尾は直ぐに消えてしまう。昨年末の水門上流の護岸改修工事で、流れ居ないと思ったら居た!は右岸寄りになり、以前より速い流れが水門下流に流れ込んでいるので、そちらから対岸に渡って下流の様子を見ようと流れに向かう。上流の一番橋下にはアユ師が二人が竿を振っていたので[掛かってるかな?]と暫く様子を見たダメみたい。気分を切り替えて、対岸に渡ろうとしたが意外に深く渡れない。そこで立ち位置から下流の様子を見ると、左のワンドの前のを流れる筋で反応が出た。[居た〜]と喜んでその筋にフライを流す。意外に流れが速く一気に対岸のブロック前まで流れて行ったが、そこで反応してくれて4尾目。対岸に見える餌釣りもヒットしたが直ぐに切られてしまう。[あの位置で綱引きすると切られるのは当然。少し沖に出して様子を見なきゃ]などと考えながら目の前に次のコイを探す。反応はすぐに出て同じ対岸短時間で7尾掛けて5尾ゲット近くでヒットしたが外れてしまう。しかし反応は途切れず直ぐに次がヒットで5尾目。その後は掛かってから一気に走られ、ラインの送り出しがちょっと遅れてブレイクしたが、その後は10分間隔で3尾連続ヒット。しかも取り込み中に目の前の草陰に回遊して来て反応する奴も居た。結局短時間に7尾ヒットして5尾取り込む。反応は続いていたが日没で暗くなってきたところで終了。[こんなに反応がいいのなら最初から来ていれば幾つ釣れたのだろう]と考えると悔しいが、上流に行かずこちらに来たことを喜ぶ。次回が楽しみになったな〜。





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