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見たこともないチョウがいたので写真を撮ってみたら (2013/10/14)アカボシゴマダラという中国原産のチョウ
10月14日、前日一緒にコイ釣りをしたまりさんが帰り際に「明日も釣りたい。登戸に行こうかな」と言っているので「行きますか?それじゃお昼頃に登戸で」と約束して別れたので、今日は登戸からスタート。来るのを待っていてもいつになるか判らないのでいつものポイントから始める。流れには今期のアユ釣りの最終日とあってあちこちにアユ師が立ち込んでいる。石組みポイントの対岸にも立ち込んでいるし、堰の下流には投網の人もいる。獲れているか眺めながら目の前のいつものポイントで1尾目ポイントの様子を見るが反応が出ない。「今日は渋いかな?まりさんが来たら何処で釣ってもらおうかな」と考えながら水面を眺めるが反応が出ない。目の前の流れを見るのと同じ位、対岸のアユ師の様子も気になのでチラチラ見ていると、結構いペースで掛かっている。しかも大型が多い。[今日が最終日だからいくらいい場所でも明日はダメなんだ]と思うとちょっと悔しい。早めに切り上げてアユに変更しようかなどと考えながら水面を眺めていると、ポツンと反応が出た。その反応に向けてフライを落とすと直ぐにヒット。速い流れに載って一気に下流に走り、一息ついたので、これから寄せに入ろうとした途端に外れてしまう。[あ〜、やっちゃった]とガッカリするが気を取り直して次を狙う。しかし反応が出ない。[これじゃアユ釣り最終日まりさんが来ても厳しいな〜]と考えながら、取りあえず出てきそうな所にフライを浮かせてキョロキョロしていると、突然フライのところに口が見えた。タイミングがどうのとか、ラインの弛みがどうのと考える前に腕が動き、ロッドが立つと同時に手元に重量感が伝わる。コイは一気に沖に走り速い流れに載って走るのをギリギリの所で押さえ込む。しかし止まってはくれたが寄せようとしてもなかなか寄って来ない。無理に寄せようとすると先の1尾のように外れる可能性があるので、いつもより慎重に寄せる。岸際の緩い流れに誘導しようとするがそれを嫌っているかのように速い流れに逃げ込んでしまう。ゆっくり時間を掛けてやっと取り込めたのは、開始から1時間以上経ってから。とにかく1尾を確保したので気分流れを渡るまりさんと園部さんはスッキリで、対岸のアユ師の様子を眺める。[いい調子だな〜]と見ているだけで悔しくなる。その時後ろから「友釣りで釣れます?」と声を掛けられる。「あの人はコロガシですよ」「友釣りなんですが…」「やってないから分からないですしおとりはどうします?」「買ってきました」「近くで売ってます?」「遠くから(笑)」釣れるかどうか判りませんが試して見たら?」と話をすると「じゃやってみます」とその人は去って行った。しばらく目の前の水面を眺めていると下流を渡渉するまりさんと園部さんの姿を見つける。園部さんが目の前の中州にやってきたので携帯を指差し「電話ください」と合図する。掛かってきた電話で「中州側はその前がいいですが今日はアユ師が入っているから難しいです。下流右岸の石組反応はあったが…みの前がいいですよ」と伝えると二人でそちらに移動していく。それを追いかける様に下流に向かっている途中で、水辺の茂みの中に見慣れないチョウが止まっているのを見つける。羽目の片方が千切れて飛べなくなり草に止まっているがアゲハチョウとは羽根の形が違うし、羽根は今まで見たこともない模様なので、後で調べようと写真を撮る(後で調べると[アカボシゴマダラ]というチョウで中国原産で人為的に放蝶されたらしく、近年関東地方全域に分布を広げていて外来生物法で[要注意外来生物]に指定されている)。急いで下流に向かい二人と合流してこの場所での釣り方を伝える。反応は上々でまりさんの前で幾つも水面に口が出るが、合わせのタイミングがなかなか決まらない。少しずつ下流に進むが、石組みの終点に友釣りは難しそうは餌釣りが一人座り込んでいるので、その下流に流すことは出来ない。ギリギリの所で止まって様子を見ていると、餌釣りが切り上げていった。「いなくなったから…」と喜んで石組みの終点から下流に流す。フライに幾度か反応したが合わせが決まらない。4時過ぎまで一緒に様子を見たが「後はあちこち足でポイントを探してください。私は二子に行きます」と言って別れる。上流に停めたバイクに戻ると先に話をした友釣り師が流れに入っていたので様子を見に行き「釣れましたか」と聞くと、笑いながら指を二本立てて「二尾だけ」と教えてくれる。しばらく友釣りの様子を眺め「頑張ってください」と声を掛けて下流の最初のポイントの様子を見る。しかし反応が無いので切り上げて二子に移動。残り時間が短いので前何とか2尾ゲット回良かったポイントに直行。前回は餌釣りがいたのでポイント下流に入ったが今回は無人なので流れ込みから様子を見る。反応はすぐに目の前に出た。突然の反応に反射的にロッドが立ったが、パンへの反応だと気付き、合わせは途中で止まる。しかし腕の動きが止まる瞬間にコイの重さが伝わる。慌てて合わせ直したが一瞬緩んだテンションのため二度目の合わせは
何の手応えもなく空振り。その為か反応は止まってしまう。居るのは判っているから、前回と同じ位置に移動し、下流側の様子を見ると時々水面に反応する。その移動先を読みながらキャストし何度目かの反応でやっと2尾目を釣り上げた。しかし反応はしばらく止まってしまう。最初に様子を見たとき、数尾の反応があったから、必ず出てくると信じてしつこく様子を見ていると、左反応は出たが岸前に反応が出た。その前方にフライを落として反応を待っていると、すぐ横で反応する。[次はフライ!]と期待して待っていると、反応の出た所と反対側から飛び出してきた。つまり反応したのとは別のコイなのだ。驚きながら合わせるとヒット。何とか3尾目を取り込んだがそれで完全にストップ。そのまま横の本流に移動して様子を見たが下流側の流れでは反応が出ない。二子橋の下流は岸際に巻き返しがあり、そこに浮かせたフライに突然反応が出たが合わせきれず、そのまま日没終了。3連休で11尾しか釣れなかったのはきついな〜。


アカボシゴマダラ



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