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ブレイクは少なくなったが、反応自体が少ない! (2013/11/9)用水土手が復活
11月9日、前回の連続ブレイクのリベンジと意気込んで浅川一番橋下へ出漁。もちろんフライも見切り対策を考えてテスト中の新作を改良。しかし出掛けるのが遅くなって到着したのは1時過ぎ。ポイントは下流の上田用水取り入れ土手が修復されていて水位は以前の状態に戻っているので、流れ込みもワンドが復活。そのワンドを眺めると、今まで以上に多くのコイがブロック前に浮いている。しかし流れ込みの勢いが遅く、わんどの中まで入り込んでいく勢いが見られない。中州水位は元に戻りコイの姿も見えたが側から狙うとなると群れに直接キャストするしかないが、フライの着水と同時に驚いて散ってしまうのは明らか。[どこから狙おうか]と悩みながら、取りあえずすぐ横の[東豊田用水]の水門前の様子を見に行く。しかし回遊している姿はどこにも見えず[今日は入っていないか]とガッカリ。斜面沿いに下流に下りながら[上流側から送り込んでみるか。用水からの緩い流れがあるから]と水際に降りる。黒い影の少し上流側にフライを落とし、遅い流れにイライラしながら眺めてみるが、黒い影は水面に反応してくれない。そればかりか、ゆっくり動きながらラインの周りから順番に遠ざかって行く。立ち位置を少し下流に移動して残っている影を狙ってみるが、こちらも静に移動して、いつの間にか影は消えてしまう。[あんブロック前に送り込んでなに居たのに]とガッカリしながらも[あれだけ居たんだから、必ずどこかに居るはず]と考え、一番可能性のある直ぐ下流の崩れ護岸の横を狙うことにする。しかし立ち位置のブロック帯からでは崩れ護岸の流れて行く流れがない。取りあえずブロック帯の一番端まで行って、右からの流れにラインを載せて送り込もうとしたが、手前が流れていないためフライが止まってしまう。[上流から中州側に回り込むか]と考えながら足元のブロック帯横を眺めると意外に浅い。[これなら流れの方から攻められそうだぞ]と言う事で恐る恐るブロック帯から流れに入り込む。入ってみると直ぐに浅くなり、中州からの浅い砂州がここまで伸びている。流れに入り下流の崩れブロック帯前を狙ってラインを送り込む。しかし反応がでない。水面の反応をゴミに絡んで半分諦めたが探していると、反応がでるのはブロック帯の中だけ。[岸に戻ってブロック帯を狙おうか]と考えていると、かなり下流で反応がでた。[あそこに居る]と判ったのでそのままラインを送り出す。40m位送り出してやっと1尾目がヒット。寄せながら[右岸と左岸、どちらが近い?]と記録撮影の場所を探す。左岸に戻るより右岸の方が近そうなので、取り込んだ後水深の様子を見ながら右岸に移動する。これをリリース後再び下流の護岸前を狙おうと流れを渡っていると、来るときに確認しながら眺めた川底が、濁りで見えなくなっている。[エッ?さっきは見えたのに。上流で工事でも始まったのかな?]と考えながら戻り、同じポイントを狙ってみるが反応はでない。下流を眺めると遠くに反応が見える。[ここからじブロック帯で何とか追加ゃ届かないか]と左岸に戻り、斜面途中から流れを見ながら下流に下る。ポイントの中間点まで下ったところでやっと下流に反応を見つけ、すこし下に降りてキャスト。少し濁りの入った流れでは一度水面に反応した後のコイの姿を追うことができない。それでもブロック帯の中を進んでいることだけは想像できるので[この辺りかな?]と進路を予想してキャストする。幾度か同じことを繰り返した後、着水直後に頭が現れヒット。一気に下流に走るのでブレイクを避けるため下流に移動し、ブロックを交わしながらあと少しのところまで寄せたとき、ブロックに絡んでいるゴミの下をコイが通過。[ヤバイ!]と思ったときにはもう遅くティペットがゴミに引っ掛かってしまう。少し緩めても外れそうにないので[ネットで掬えるかな?]と流れに入って水深の浅いブロック帯みるが後少しで届かない。[あ〜、ダメか]と思ったとき、コイが下流に動きだしゴミから離れていく。これでやっと2尾目。その後、少しずつ下流に下りながらブロック帯周りで4尾追加する。しかし反応自体が少なく、いつもなら下流から順番にやってくる回遊がほとんど見えない。やっと回って来てもフライに反応しながらも、直前で向きを変えてしまうか水しぶきを上げてUターン。用水土手のため狭くなったポイントを諦めて[せめて後数尾は]と下流の[浅川北第五排水出口]の水門前へ。水門に到着する直前に[用水の流れが戻るとオーバーフローが回復する]ことに気付く。水門横から眺めると、オーバーフローが勢いよく水門前に流れ出している。[まずい。流れが速いから浮いてるかな?]ブレイクの後何とか1尾と心配しながらフェンス越しに覗き込むと、巻き返しの中に黒い影が幾つも動き回っている。[良かった、居た]と横に回り込んでその影の上にフライを落とすと直ぐにヒット。しかし一気に水路のコンクリート下に逃げ込もうとするので[あそこに入ったら切られる]と無理矢理に止める。しかしコイの引きの方が強くブレイク。[あ〜、やった。今日はブレイク無しのつもりだったのに]と悔しい。それでも回遊が完全にストップしたわけではなく、数尾がうろついているのが見えたのでしつこく狙いやっと7尾目をゲット。その後は姿が完全に見えなくなったので、ここを切りあげ先週見つけた下流のポイントに直行。しかし辺りは薄暗くなり始め、先週より水量が少なく、流れ込む筋の数が少なくなっているので、コイの姿が確認できない浮いていた場所が確認できない。それでも[多分居るのはあそこだろう]とそれらしいポイントにフライを落としてみるが全く反応が無い。水中には黒い影の様な物が見えるが、それがコイかどうか判断できない。反応が無いので近付いて影の正体を確認しようとしたが、水面反射で水中が見えず確認できないし、曇り空のため時間の割に暗いのでやむなく終了。ブロック帯でのブレイクは無かったが、コイの活性が今一で7尾の釣果。明日は低気圧の通過で風が、強く午後から雨の予報だから、おとなしくブラックパールのラットライン結びに専念しよう。




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