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複雑な流れでゴミを引っ掛けながら粘り続けて (2013/11/16)反応は沖目がメイン
11月16日、浅川での釣果が伸び悩んでいるのでどうしようかと悩みながら浅川へ向かったが、出掛けるのが遅くなり到着が1時半過ぎになってしまうのに気付き二ヶ領上河原堰のところで途中下車してしまう。狙うポイントは夏場にボラの群れが居て釣果が伸び悩んだところ。土手下に着いてポイントを眺めると以前より水位が下がり、三沢川からの流れ出しの横に砂州が頭を出している。[あそこに立てば沖目が狙えそうだ]と喜んでタックルの準備し、ティペットを交換してから流れ砂州が緩いを横切り砂州の先端に向かって進む。流れ出しの横に広がった砂州は6畳ほどの広さでしっかりしているように見えたが、思ったよりも緩くじっと立って流れにでる反応を探していると、片足が突然沈み込んでしまう。踝の上くらいまで埋まり、慌てて引き抜こうとすると反対側の足が沈み込む。足が沈み込む様子を撮影しようと緩い場所に片足を置いてみるが期待したほど沈み込んではくれない。実際踝の上まで沈み込むと焦った撮影どころではないが…。あちこち安定している場所を探すと、水際から少し離れると沈み込みが少ない事が判り、やっと落ちついて反応探し。水面を見ると砂州から20m程先に水面に頭を出しながらクルージングしているのが見えたが、ちょっと距離が遠い。[近くに居ないかな?]と目の前を眺第1投目でヒットめていると、5〜6m程のところで反応がでた。流れ出しに向かって進んでいるようなので、少し離れた所にフライを落として[来るかな?]と待っていると、フライが突然水面から消えた。コイの反応かどうか疑いながらロッドを立てるとヒット。開始早々の第一投目でのヒットはめずらしく、その後の釣果が期待できて嬉しい。しかし水際は足場が緩いので、砂州の左側を岸近くまで
誘導して取り込み、すぐ横の砂地の上で記録撮影。第一投でのヒットに気を良くして同じ立ち位置から反応を探すが、なかなか先程のように目の前には回遊して来ない。沖を眺めていると流れ出しは目の前から左に向かい、20〜30m先で広がって止まる。その周辺に出た反応は、沖から流れ出しの先端部を回り込んで、巻き返しに入りゆっくり流れ出し最大は69cmに向かっている。その巻き返しが立ち位置の左前方にに在るので、その反応の前にフライを落として見る。しかし流れ出しの先端部と手前の巻き返しの流れの向きが逆になっているので、落ちたフライは流れに載らず止まってしまう。フライに向かって来た反応は直前で向きを変えて遠ざかってしまうので、沖にキャストしても無駄なことが判る。そうなると狙いは目の前の巻き返しの中だけ。しかし巻き返し自体も、右からの流れ出しが安定しないので広くなったり狭くなったりする。流れ出しが一気に沖に向かうときだけ巻き返しが広くなり安定するのが判りその瞬間に出た反応にキャストしてやっと2尾目。1尾目から1時間掛かってしまう。これも岸辺まで誘導して取り込み撮影。次を狙って同じ立ち位置からキいつの間にか砂州が冠水ャストしていると、目の前に流れて来た板を引っ掛けてしまう。そこで考えた。[この板を沈み込むところの上に置くと、沈まないのでは?]と言う事で板を水際に置いて恐る恐るその上に立つと[やった〜]。足元の不安が解消したので落ちついて回遊を捜し20分後に3尾目をゲット。これを撮影した後立ち位置を見ると砂州が半分以上冠水している。釣っているときには気付かなかったが立ち位置に戻って見ると先程まで立っていた板が半分浮き上がり今にも流れて行きそうになっている。慌てて板を横の水没していない場所に移動してキャスト開始。回遊の筋に向かって幾度もキャストを繰り返し、30分後にやっと4尾目をゲット。その4尾目を岸辺まで誘導し、しゃがんで取り込んで、立ち上がろうとしたとき右足が膝下近く時計が浸水まで沈み込んでしまう。焦ってもう一方の足を踏ん張ると、こちらも沈み込み左手を突いて体を支え、倒れるのを我慢する。しかし足が抜けない。浅い流れに座り込んで両足を抜き、やっと立ち上がったが、左手の袖が濡れてしまう。この程度のことは良くある事なので全く気にしなかった。回遊は依然として沖目の流れ出しの先端部分にでるだけで、なかなか巻き返しに入ってこない。ラインを持ったまま回遊を捜し、やっと回って来たのを見つけて進行方向を狙ってキャストするが、コイは期待通りのコースを進んでくれないし、回って来てもドラッグでフライが引っぱられていて反応してくれない。30分待って巻き返しが安定した時の反応でやっと5尾目を釣り上げ記録データをメモしているとき、腕時計のガラスが曇っているのに気付く。流れに載せて送り込むとこの時計は百均で買った安物だから勿論防水じゃないので[帰ったらしっかり乾かさなければ]と考える。ポイントに向かいながら[この流れは以前先端まで行けたたのに]と気付き、流れの底を眺めると砂に混じって小石がある。[小石があるから底が安定していたのか]と納得ながら、以前の立ち位置に行って見る。そこから流れにラインを載せてポイントに送り込んでみるが、途中で流れているゴミを引っ掛けてしまい、釣りにならないことが判り先の立ち位置に戻る。しかし目の前の巻き返しへの回遊がなくなってしまう。そんな時、流れ出しの右側で反応がでる。流れ出しの右側は上流の堰の左岸側からの流れが下流で合流し、その一部がここに入り込み大きな巻き返しを作っていて速度は目の前の流れ出しとほぼ同じくらい。流日没まで粘って6尾れ出しに載ったラインは先端のフライと一緒に流れ、それに向かっているコイも安心して喰い付いてくれて6尾目。途中で反応が見つけられなくなったとき[諦めてどこかに移動しようか]と何度も考え、一度はラインを巻き取ったところまでいったが、そんな時に限って目の前への回遊が復活し、そのまま釣り続けることになるが期待したほど釣果は伸びず、6尾止まり。それにしても日没が早くなって釣り時間がどんどん短くなりこの日は4時間しか釣れなかった。[もう少し早く家を出ないといけないな〜]と思いながら日没終了。




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