Top-Image

line

数は少なかったが、狙ったポイントで会心のヒット (2013/12/15)兵庫島からの夕陽
12月15日、前日の好釣果に気分良く二子に出漁。どこがいいと言うこともないのでいつもの兵庫橋上から様子を見る。岸辺でラインの癖を取りながら対岸の流れの様子を見ると、倒竹の間に浮いてゆっくり移動している姿が見える。準備を終えて流れに入り姿の見えたポイントに直行。遠目にポイントを眺めると倒竹の間に黒い影が動いている。しかし倒竹の中なのでキャスト出来ない。倒竹の上流側と下流側は隣の倒竹とほんの少しだけ間隔が開いていて、フライを落とす事はできそうウロウロ回遊はしているがだが、流して様子を見るには少し狭い。その倒竹の間で、上流から流したサーチ反応する。しかし反応は単発で、1つ食べただけで二つ目には反応しない。そんな様子を眺めていると下流から数尾が回遊して来た。落としても流すことの難しいポイントに向かっているので、そのポイントにフライを落として廻ってくるのを待つ。群れはフライに向かって来たが先頭の2尾はフライを無視して通り過ぎる。しかし3尾目がゆっくりフライに向かい、水面に向かって移動し始める。[来た]と喰い付くことを期待して待っていると口が開いて頭が水面に出る。後は合わせのタイミングを計るだけと様子を見ていると、フライが口に触ったと同時にプイッと横を向いてしまう。[何でだ?最強のフライの筈なのに]と見切られたことがお久しぶりです悔しくてならない。その後もポツポツだけれど回遊は続く。しかしなかなかフライを落とせるところを通過しない。すき間に向かって廻ってくるのが見え、フライを落として待っていると、途中で向きを変えて来た方に戻ってしまう。少し移動して落とし場所を探そうとしているとき後ろから声が掛かる。振り返ると木村さんが長いロッドとネットを持って岸辺で微笑んでいる。「お久しぶりです」と返事をして岸辺へ。木村さんのブログを見ていて最近ポツポツ二子に来ていることは知っていたが出会う機会がなかった。色々お話をしていると「今日はダブルハンドでこの前川越のフェスタで買った奴です」とのこと。ちょっと持たせてもらったが、やはりダブルハンドは重い。「今日は2尾掛けて2尾逃げられました」との事。最近移動先を予測して会心のヒット二子橋周辺で反応が少ないというと「そうでもないですよ」との返事。「水位は2週間前より5cm程下がってます」という情報を頂き「東京側はやってないから多分釣れますよ」と聞く。「年内の予定は?」「許可が出れば来ます」「それじゃ取りあえず良いお年を」と言って別れポイントに戻る。しかし最初のポイントにコイの姿が見えなくなったので、少し上流の[崩れ護岸]前に移動する。しかし反応が出ない。辺りをキョロキョロしながら反応を探していると水面に倒れかかっている2本の倒竹の中間で、流れている落ち葉に反応するのが見えた。[あそこで反応したのなら、次はここだろう]と反応の1.5m上流にフライを落とす。落ちたフライが安定して流れ始めると同時に水面に頭が出た。フライが口に消えるのを見定流れ込みで反応が出ためてロッドを立てるとガッチリヒット。水しぶきを上げて反転しそのまま下流に走る。そして直ぐ下流にある倒竹の裏側に入り込もうとするのを、ギリギリの所で踏ん張り押しとどめる。強い引きに[ひょっとしてスレ掛かり?]と心配しながら逃げ回るのを押しとどめる。水面に頭が見え、ティペットの延長が口に向かっているのを確認して一安心。何とか手元に寄せて1尾目をゲットしたのは67cmのデップリ太った奴。これをリリースして同じ場所に戻って5分後、下流側の倒竹の奥から波紋が広がった。[そのまま移動すればここに来る]と予想して、先にヒットしたのと同じ倒竹の前にフライを落として待つ。下流で出た波紋がフライのところを通過した直後フライの下流に頭が現れた。口に消えたのを確認して合わせる全く反応ナシと、コイはラインに引っぱられて水面でひっくり返り全く抵抗することなく寄せられる。手元に来ても抵抗せずネットイン。しかし大きい。採寸すると75cm。その姿をよく見ると、最初にフライに反応して見切って行った奴。背中に白い模様の特徴を確認し、辺りをウロウロしているのを悔しく眺めていたから直ぐに判った。見切られた悔しさと、反応直後からの狙いが的中したので[会心のヒット]と気分がいい。しかし反応はこれでストップ。水中を移動しているのは見えるが底近くで反応する気配が全く無い。ここを諦め二子橋下流へ移動。流れ込みから様子を見ると、いつもは反応のでない流れ込みで反応が出た。コイは下流へ移動することなく目の前で反応し続けているので、その直ぐ前に落とすと直ぐにヒット。しかしここも反応ナシここでの獲物はこれ1つだけ。下流に出た反応は移動と共に消えてしまう。そのまま本流に向かい二子橋下流の様子を見るが反応は出ない。上流に向かい兵庫島横の出っ張り裏に行ってみるが、やはり何も出ないまま時間だけが過ぎていき、夕陽が対岸のビルの間に隠れてしまう。流れを渡って新二子橋の下に行くか悩んだが、帰りに漁協の支部長のところに寄る予定にしていたから、渡渉を諦め兵庫橋上の流れの流れ込みの様子を見る事にする。兵庫島を廻るより登った方が早そうなので階段を上り振り返ると、葉の落ちた枝の間に夕陽がきれいだった。兵庫島の向こう側に降りて流れ込みに向かう。流れ込みは左岸から枯草が水面に垂れ下がり、ワンドが狙えない。様子を見ているとその枯草のすぐ横で反応が出た。2回ほど同諦めかけていたが…じ所で反応したので、そこを狙ってキャスト。2度目にやっと狙い通りのところにフライが着水。いつドラッグが掛かり始めるか心配しながらラインを見ると、手前の流れはいつもより緩く、ドラッグの掛かりが遅い。フライを見ていると小さな反応が出た。コイかどうか確信はなかったが合わせるとヒットした。しかしコイは横のブロックの上を上流に回り込みティペットがブロックに引っ掛かってしまう。ロッドが届くところまで流れに入ってティペットを外し、何とかネットイン。諦めかけていたが何とか追加できて4尾。2日で28尾は満足な週末でした。




line
サイトマップへ
Copyright © 2013 Katsumasa Fujita