Top-Image

line

1尾目から胸鰭へのスレ掛かり (2014/2/1)一尾目からスレ掛かり
2月1日、1月の出漁日が3日と少なく[頑張らなくっちゃ]と意気込んで浅川へ出漁。前回たくさん居るのに気付かず、不用意に踏み込んだ流れを、上流の流れ込みから様子を見る。しかしコイの気配は沢山あるが水面に反応してくれるのが少ない。しかも少ない反応はサーチと一緒に下流に移動してしまう。僅かに残った反応は単発で移動先が読めない。しかも岸際の緩い流れなのでフライを送り込むこともできない。左岸前に移動して岸際の筋に送り込もうとするが、なかなか思いいつもより上流から釣り始め通りの筋を流れてくれない。ゆっくり下りながら送り込む筋を探しているとき、下流のコンクリートを回り込んで上流に向かって来る水の動きを見つける。上流に移動しながら水面に頭が出たので流していた筋からラインをピックアップして筋を変える。しかし反応は相変わらず単発でフライの下流で出たと思うと突然直ぐ目の前で反応し、前後の狙いが定まらない。慌ててラインを手繰り、手前から流してみるが、もうそこには居ない。そんな事を繰り返しているうちにやっとヒット。一気に下流に走るその重さから[大物かな?]と喜んでみたがどうもおかしい。頭を振る動きが無くただ直線的に引っ張り重いだけ。[おかしいな〜、スレかな?]と掛かり位置が気になる。スレ掛かりなら、掛かり位置次第だが無理に寄せると橋の下では沈めて1尾外れる可能性があるので、コイの動きに合わせてやり取りすることにする。しばらく下流に向かっていたコイがやっと上流に向かって来たので掛かり位置を確認すると胸鰭辺り。それで不自然な重さを納得する。しかしなかなか近くに寄ってこない。目の前まで来ても無理矢理寄せようとすると外れてしまいそうで、取り込める位置に寄せられない。浅場に誘導してやっと取り込むと62cmの太目。何とか1尾目をゲットしたところで目の前の反応はストップしてしまう。流れを見ると、下流の平山橋近くでは反応があるので、それに向かって下流に下り、前回と同じコンクリートの塊の上に立って下流の巻き返しの様子を見る。しかし反応の出ているところは巻き返しの中でフライを送り込む事ができない。その上反応は少しずつ反応しないコイ下流に移動してしまう。どこから流そうかと考えていると、前回と同じように上流に戻りたいコイ達が目の前に回って来た。しかし水面には全く反応しないので沈めることにする。幾度か回遊筋を流している内にヒット。ところがこの獲物、フナと間違えそうな大きさで39cm。久しぶりに小物にガッカリしながらも[1尾は1尾]と納得し2尾目を喜ぶ。これでここでの反応と回遊は完全にストップ。すぐ横の用水路を覗き込む。目の前に沈んで移動しているのは居るが水面には全く反応しない。直ぐに切り上げて下流の水門前に移動。しかし水門前にコイの姿は無くガッカリ。気落ちしながら水路を上流へ移動し、いつものブロック帯前に行く。流れにいたコイ達は川底に濁りを巻き上げながらブロックの向こう側へ消える。ぬかる位置を順番に変えてむ川底に注意しながらいつものポイント前から水面の様子を見るが全く反応しないので[それじゃ沈めるか]とインディケーターを付けて沈むフライに交換する。いつもの様に流れの少し対岸寄りにキャストしてみるが当たりが出ない。[ここには居ないのかな?]と思いながら数回同じ所に落とした後、やっとインディケーターが沈み込みヒット。しかし、その後、当たりが全く無くなってしまう。水中のコイがフライの周りを動いていれば、ティペットに触って小さな当たりが出るのだが、それも出ない。[おかしいな〜もっと下流かな?]と立ち位置を少し下流に変えてみるが当たりが出ない。コイは確かにここに逃げ込んでいるからこの中に居るはずなのだがインディケーターはピクリとも動かない。時間はまだ3時過ぎで、こ先週のリベンジこを切り上げるには少し早い。対岸際ギリギリを狙ってみようとキャストすると、対岸のロープにフライを引っ掛けてしまいティペットの根元から切れる。インディケータが付いたままなので、ブロック際まで行って、ロッドの先にティペットを絡ませてインディケーターを回数。そんな事をやったためか相変わらず当たりは出ない。そこで落とし位置を最初の位置より少し上流に変えてみるとすぐに小気味の良い当たりが出てヒット。位置を変えてから連続で3尾釣り上げ、最後は70cmだったが、それで当たりは完全に消えてしまう。[移動したかな?]とあちこち探ってみたが当たりが出ないので、ここを切りあげ床固下に移動。反応のないポイントを幾つか通過して、前回反応の良かった広めの流れに出る。反応は流れ込み川底には貝殻がから幾つも出たので、浅い流れに入り込んで下流に向かって流す。反応の位置が左右にコロコロ変わるのに合わせて幾度も流しやっと喰い付かせることができた。昨年の増水で流れが変わった後、初めての釣果。しかも先週の合わせ損ないで取り逃がしていたので、リベンジできたことで気分がいい。しかし反応は消えてしまう。時間は5時で、少し日差しが長くなり残り時間は30分ほど在る。ここで粘るかもう一つ下流のポイントに行くか悩み、暫く様子を見ていなかった下流へ行ってみる。途中の速い流れは川幅が広くなり、少しゆったり流れているがやはり浅い。その速い流れの底には泥炭層があり流れによって削られ幾筋にものうねりができている。この辺りは以前は海だったらしく、その泥炭層には貝殻がが埋まっているの久しぶりのポイントでが見え、それを眺めながら撮影した後下流のプールを目指す。プールは、以前に比べてかなり浅くなっていたが、流れ込み直下の浅い流れに元気な反応が出た。しかしコイは水しぶきを上げた後流れと一緒に下流に行ってしまう。下流を眺めていると、あちこちに底石の頭が見えていて、その周辺で反応が出た。流れの筋を探し、その反応に送り込むと直ぐにヒットし、何とか8尾目の獲物をゲット。しかし近場の反応は消えてしまう。下流部の様子を見たかったが辺りが薄暗くなり始めたので終了。ブロック帯でもう少し釣れるはずだったのに…



line
サイトマップへ
Copyright © 2014 Katsumasa Fujita