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水温が上がったせいか一番橋下で好釣果 (2014/4/26)厳しかった一番橋下だが
4月26日、前回反応の良かった浅川一番橋下へ直行。一番橋を渡りながら下流を眺めると前回と同じ場所に釣り人が2人見える。いつもの場所に到着後、釣り人の様子を見ると、どうも先週と同じ人で、2人共振り出し竿。下流部に行く前に、上流部の様子を見ようと足元を眺めると、前回は姿の無かったワンドに数尾の姿が見える。しかも岸際に並んだブロックの間にも、水面に頭を出しながら回遊しているのが数尾。タックルの準備をしながら[どこからキャストしようか?]頭を出したコイがあちこちにと考える。取りあえず静に水面に降りながらコイの移動先を確認する。水面まで降りるとコイの居場所が見難くなるので、斜面の途中からキャストしてみる。護岸とすぐ隣のブロックの間をゆっくりこちらに向かっているコイの前方にフライを落とし[そのまま廻って来るように]と祈りながら動かないように静に待つ。コイの移動筋とフライの位置が少しずれていたけれど僅か数十センチなのでそのまま待つ。フライの斜め前に来たコイはゆっくりフライの方を向き頭を持ち上げる。水面に出た頭の口の中にフライが吸い込まれるのを確認してロッドを立てるとヒット。開始第一投でのヒットは実に気分がいい。すぐ横のブロックの裏側に入り込まれないようにロッドを立てて向きを変える。ティペットが微かにブロックを擦ったが問題なく第一投でヒットコイは寄って来る。これを取り込んで記録撮影。足元の流れにリリースした後、下流を見ると同じ筋の最下流で頭が出ているが、近くには居ない。すぐ横のワンドを見ると、すぐ横のブロックの向こう側に頭が出た。慌ててリールからラインを引き出したが、見えていたコイはゆっくり下流側に移動していく。その移動先にキャストしたいところだが、コイの目の前に手前のラインが落ちるので、少し離れてしまうが後からコイの右横を狙ってキャスト。コイは驚かなかったが落とした場所が狙ったコイから離れすぎていたため、フライに気付かず下流へ行ってしまう。[ダメか]と思った瞬間、下流から全く気付かなかった別のコイがフライに飛びついてきた。開始から8分で2尾の釣果。下流側を見ると崩れブロックの間に狙ったのとは別のコイが喰い付いてきた幾つか頭が見えるが、そこにキャスト出来る位置に行くと気付かれてしまいそうなので、ワンドを横切って流れの左側へ移動。中州からブロック帯へのぶつかりに向かってフライを流す。コイは時々ブロックの間から流れの側に移動してくるので、その移動先を狙ってフライを送り込む。しかしなかなかフライを見つけてくれない。ブロック前にはワンドの奥からの流れが在り、その流れの向こう側にフライが流れて行かない。送り込む事ができなければ、向こうからやって来るのを待つしかないが、なかなかやって来ない。それでもじっくり出てくるのを待っていると、下流から新手がやってきてフライを見つけ、水面に頭が現れ吸い込んでくれて3尾目。ブロック前から流れに誘導してネットイン。リリース後同じ筋を狙って流ブロック前で連続ヒットし連続ヒット。次がブロック帯から出てくるまで少し時間が掛かったが、このポイントで3尾をゲット。目の前のポイントに反応が無くなったので少し下流に移動。少しブロックの間が隠れているところで反応が出ているので、そこに向かって送り込むと直ぐにヒット。流れに誘導して後少しでネットインという所で外れてしまう。掛かりが浅かったのだろう。そして次のヒットはフッキングしたと思った瞬間に外れてしまう。そしてその次はブロックの中に入り込まれてブレイクと3尾を連続で取り逃がしてしまう。その後も回遊は続きフライへの反応はあるが、全て吸い込む直前で水しぶきを上げながら逃げていく。どうも同じやつのような気がしてならない。水しぶきを上げるのは無視して別のを狙うが、フライの直前でターンした下流部でも快調にヒットり、下を無視して通過したりで全く口を使わない。結局2時間近く釣果無しで煮詰まってくる。ちょうどその時、下流に居た餌釣りの2人が竿をたたみ始めた。[おっ、帰るぞ〜]と喜んで居なくなるのを待つ。目の前の反応が無くなったので少しずつ下流に移動しながらブロック前の筋を重点的に流しながら4尾を1時間ちょっとで釣り上げる。しかし中流域での反応は消えてしまい最下流部に辿り着く。そこは右の流れ出しに向かって流れが速くなり、川幅も広い。反応は少し水深のある左岸前だけ。ギリギリまで左岸に近付き、ブロック帯と平行にキャストして流れに載せてブロック前を流す。何とか2尾追加したが反応が消えてしまう。残っている反応は流れ出しの直前だけ。その反応に向かって送り出し、波立つ流れ出しのあっ、何だよ〜直前で1尾ゲット。リリース後、対岸に渡渉しようとした時、すぐ横で反応が出た。反応が見えたらどんな状況でもすぐにキャストしてしまう習性が身に付いてしまっているので慌ててキャスト。そしてラッキーにもそれをゲット。前回は4尾の釣果で満足していたポイントだが、流れ込みからじっくり攻めたおかげで13尾の釣果。前回は水温が19度だったが今回は23度。この水温の変化が好釣果に繋がったのだろうか。そんな事を考えながら[次は用水のオーバーフローで…]と期待しながら下流へ。水門の見える所に来て驚いた。子供達が水門周りで遊んでいる。しかも狙おうとしていたポイントの真上。時間は6時だからすぐにいなくなるだろうと思い、時間つぶしに横の本流へ行ってみる。前回釣果のあったポイントで反応はよそ見をしていたら喰い付いたあったが喰い付かせることができず、日没も近付いてくる。子供達が帰って行ったのを確認して水門前に行くが、コイの姿も反応もない。切り上げようと水門横に来たとき、フェンス越しの流れに反応の波紋が広がった。[居た〜]と喜んですぐ足元にフライを落とす。そのまま横の流れを見ている時フライの所に波紋が広がった。[エッ?喰ったの?]とロッドを立てようとすると重い。最後の最後に垂らしたままのフライに喰い付いてくれて14尾目。今まで厳しかった一番橋下が、やっと復活したのだろうか。これからが楽しみだ。



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