Top-Image

line

9ヶ月ぶりの浅川(2015/4/18)平山橋の橋桁補強工事
4月18日、3月に復帰したが、4回目の出漁で1年ぶりの釣果なし。前日から気温が低下して活性が鈍っていたのだろう。最初の1尾を取り逃がしてからはまったく反応が見つからなかった。HPの更新をする気力もなく翌週は所用で出漁なし。
 復帰後の釣果がいまいちなので久しぶりに浅川へ出かけてみる。
 バイクで走りながら[今日は風が強いな〜。広いポイントは波だっているから難しそうだな]と考える。途中でちらほら見える多摩川を眺めながら[しばらく様子を見ストレートな流れにていなかったから平山周辺は変わっているかな]と心配しながら平山橋に到着。ところが最初に眺めた平山橋周りは工事用のネットが張られ、橋の左岸側は立ち入り禁止。ロッドを繋ぎながら[どこへ行こう]と辺りを見回して悩む。
 とりあえず橋の上流側から左岸の様子を見ることにして上流へ向かう。橋の上流側は以前の流れが古いブロックを積み上げて作った堰で止められ大きく右岸側へカーブしている。流れの上流に見える中州は整地されたらしく、草一本も生えていないむき出しの平地と真新しい斜面になっている。
 流れを渡って中州を用水路の見えるところまで行って驚いた。用水路の両岸は土砂できれいに押し固められている。下流にあるお気に入りポイントがどうなったのか気浅いポイントだが何とか1尾になるので急いでそちらに向かうと、対岸のブロック帯はそのまま残っていて、コイがいくつも泳ぎ回っていたので一安心。流れに入ってブロック帯を狙おうとしたが、川底にショベルカーが掬った跡がいくつも見えて深さが判断できない。しばらくたてば流れが自然に元に戻してくれるだろうから今日はここを諦め橋までの間の様子を見る。
 少し残っていた昔の中州の上から橋の手前にいたやつを釣り上げて何とか4月最初の獲物をゲット。しかし後が続かず、上流に戻って右岸に渡る。
 平山橋の下流側に戻って眺めると、昔の左岸側の流れが工事箇所の下流に広がっていて、右の流れから少し流れ込みがある。浅いポイントの様子を見ていると、流れ込みの横に反応が出たので、流れ込みにラインを乗床固下は反応なしせて送り込み2尾目をゲット。1尾で反応は消えてしまったので次を求めて床固下へ。
 右の細流にコイの姿は見えたが、流れが速く上下に移動を繰り返してばかりで水面に反応しない。すぐ横の床固下の流れに行くと、こちらも流れが速いためか反応がなく[居るかな?]と水中を探してみたが黒い影は見つけられなかった。
 次のポイントを目指して下流に向かったが、予定していたポイントでは全く反応が出ない。流れは昨年に比べて広く浅くなっていて、コイたちが落ち着きそうなトロ場がないので、バイクに戻って一番橋に移動。
 一番橋下は昨年とそれほど変わった様子もないが、強いて言えば流れ込みからの浅い場所が少し下流まで伸びた感じ。その浅場にいくつかコイの姿が見えたので右岸からは釣果なし、流れを渡って右岸側へ移動。コイの見えたところの様子を見るが全く水面に反応しない。反応しないだけでなく、いつの間にか姿が見えなくなる。しかも上流からの風が強く、一面に波立っていて水面の反応が見つけられそうにない。
  右岸を諦め左岸に戻り、ブロック帯の前の斜面の中段から探しながら下流に移動。ブロック前の速い流れが少し落ち着き始めたあたりでやっと反応が出た。
 ブロック帯の上とその両側でポツポツ反応する。少し下流側に出た反応が上流に向かってきたとき通る筋を予想してキャスト。予想通り廻ってきたがフライを見つけて反応するが直前でUターン。見事に見切っていく。それでも反応を探しキャストを繰り返して2尾を連続ヒット。しかし次はヒット直後の逃走で外れてしまウロコが二枚う。[掛かりが浅かったか]と思っていたらフライにウロコが刺さっている。[なんだスレか]とがっかり。次のヒットはティペットがブレイク。その次もヒットも直後に外れてしまいウロコが1枚。3尾連続で取り逃がし、しかも見切りが多い。
 中にはフライのすぐ横を何もなかったように通過して行く。[フライに気づかないのかな?]と思いそれまでの小さなフライに変えて、下流域用に付くっておいた大きめフライに交換。すると反応は良くなった。しかしヒット率が悪い。それでも[何も出ないよりは出てきた方がヒットの可能性は高い]判断する。
 下流の[上田用水]の取り入れ土手前まで下り、ここでの釣果は6尾。反応もなくなったから[浅川北第五排水出口]に移動。しかし排水出口に来てびっくり。ポイント消滅出口前にあった小さなプールが消えて、沈んでいたブロックがむき出しになっている。
  周囲を眺めると出口の両岸は整地されていて、排水からの流れは細い流れで本流に向かっている。その細い流れに[入り込んでいるかもしれない]と様子を見に行ったが、途中に姿はない。その流れが本流と合流するところに小さな流れの緩いところが見えた。[あそこにいるかも]と考えて本流の上流側から様子を見ると、流れの横に元気な反応がいくつも出た。
 元気な反応ですぐにヒットしたが外れてしまう。しかしすぐに次がヒット。これの記録撮影をしている時にはまだ反応が残っていたのに、キャストを始めたら消えてしまう。
 流れは広く浅くで反応は期待できなかったが、とりあえず[思いもかけない浅場で右の流れは速いから左に寄っているかもしれない]と様子を見ながら下流に移動。
 ゆっくり移動していると左岸前で反応が出て[いるいる]と喜ぶ。ティペットが沈んで底石に引っかかる可能性があるので、ティペットにフロータントを塗って流し2尾追加。久しぶりの浅川で何とか10尾釣り上げたので[そろそろかな]と切り上げるつもりで戻り始めての帰り道、排水出口横の[上田用水]の取り入れ口前が気になり様子を見ると水面に口が見える。元気な反応に気が緩んだのか2尾を取り逃がし、粘ってやっと1尾追加。久しぶりのつ抜けは気分がいい。



line
サイトマップへ
Copyright © 2015 Katsumasa Fujita
カワウ オオバン