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やっと川底がきれいになった(2005/7/10)
7月10日、二子へ行きました。3月から悩み続けていた[川底の堆積土砂]がやっとなくなりました。
7月9日の夕方から大量の雨が降り、深夜には平水時よりも1.6mも水位が上がったため岸辺に堆積していた工事が原因の土砂が全て洗い流されていました。
3月から、このポイントで釣りをするときに歩くたびに撒き上がる濁りに苦労しながら釣り続けて4ヶ月。舞い上がった濁りがポイントに流れ出し反応が鈍くなりそうで、移動したいけれど我慢したこともあったのだが、今回の雨でやっと濁りに悩まされずに流れの中を移動できるようになりました。
土砂が堆積した当初、流れの緩い岸辺では10cm以上もあり、土砂が無いところは流芯の速い流れだけ。堆積の深いところでは歩くと足が沈み込み揚げる足も引っ張られる感じでまるで田植え時の水田の中を歩いているようでした。雨が降る度に「流されたかな?」と期待しながら流れを見て「あの程度の雨じゃダメか」とガッカリすることの繰り返しでした。それでも流れの速い部分から少しずつ堆積土砂は減っていき、最近は当初の半分くらいの面積にまで減ってはいたのですがやはり濁りを舞いあげていました。それがやっと今回の雨でポイント全体に川底の石がその隙間までハッキリ見えるようになってくれました。
堆積当初は水温が低くそれほど気にならなかったのですが水温の上昇と共に土砂がヘドロ状に変化して、異臭を発し、アオミドロも茂って流れに入ることも躊躇したときもありました。普通コイは底の土砂の中に頭を突っ込み土砂を吸い込んで吐き出し餌だけ口の中に残すのですがそのコイが頭を突っ込んだ形跡が全く見られない川底でした。これでやっと普通の流れになったので小魚達も元気よく餌を探せることだろうし、思いっきり釣りを楽しむことが出来そうです。

ここで話は全く変わりますが、先週の[ハルシャギク(ジャノメソウ)]を再度眺めようと河原に行ったのですがその姿を全く見ることが出来ませんでした。花が咲いていたところは水面から同じ高さのところで、今回の増水で全て水に浸かってしまい、花は流されてしまったようです。花が見えなくなったのはちょうど鼻が終わるときで花びらが散って流されたと思いたいですね。花の本体が残っているかどうか確認したかったのですが水量が少し多くて確認することは出来ませんでしたし、花びらがないと非常に探しにくいです。生えていたところの茂みは流されることなく緑を保っているので株はそのまま残っていると思いたいです。上手く種を見つけることが出来たら持ち帰って栽培してみようと思います。


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